考察その3 風向計
今回は風向計。細かくみていくと、いろいろな形があるのがわかる。
デザインでおおまかに分けていくと、6つグループができる。
●グループ1

岡谷の湊~川岸あたりのタイプ。
矢羽に切れ込みがなく、避雷針が上にのびていない。
矢じりは小さく、三角形のものと、菱形のものとがある。



●グループ2

避雷針が上にのびているが、頂点に装飾がない。
矢羽に切れ込み、矢じりは三角形のオーソドックスなタイプ。
このタイプは、六角屋根が多い。












グループ2の亜種
避雷針の頂点に装飾があるもの


●グループ3

避雷針の頂点が菱形にふくらんで、とがっている。
矢じりは、指示棒の先のように丸い。









●グループ4

避雷針の頂点に装飾なし。
矢じりが丸型である。これも六角屋根が多い。






●グループ5

グループ2の形態に加えて、避雷針の先が四つ又に分かれている。
このタイプは、屋根の隅棟飾りのデザインもほぼ共通している。










●グループ6

グループ3形態を基本に、避雷針の頂点の菱形が大きくなり、
グループ5同様、先が四つ又に分かれている。







●分類外


こうしたグループ分けができるということは、矢じりと避雷針のデザインの組み合わせで、
ある程度テンプレートのようなものがあったのかもしれない。
番外 方位針について
もともと数が少ないので、特徴があるんだかないんだか、はっきりしないが、一応。


どちらも矢羽に地区名が打ち抜かれている。
東西南北は、切り抜き文字。
避雷針に装飾はない。矢じりは丸型と丸みのある三角形。
隅棟飾りが控えめである。

これは、風向計なし。四つ又避雷針。
デザインでおおまかに分けていくと、6つグループができる。
●グループ1

岡谷の湊~川岸あたりのタイプ。
矢羽に切れ込みがなく、避雷針が上にのびていない。
矢じりは小さく、三角形のものと、菱形のものとがある。



●グループ2

避雷針が上にのびているが、頂点に装飾がない。
矢羽に切れ込み、矢じりは三角形のオーソドックスなタイプ。
このタイプは、六角屋根が多い。












グループ2の亜種
避雷針の頂点に装飾があるもの


●グループ3

避雷針の頂点が菱形にふくらんで、とがっている。
矢じりは、指示棒の先のように丸い。









●グループ4

避雷針の頂点に装飾なし。
矢じりが丸型である。これも六角屋根が多い。






●グループ5

グループ2の形態に加えて、避雷針の先が四つ又に分かれている。
このタイプは、屋根の隅棟飾りのデザインもほぼ共通している。










●グループ6

グループ3形態を基本に、避雷針の頂点の菱形が大きくなり、
グループ5同様、先が四つ又に分かれている。







●分類外


こうしたグループ分けができるということは、矢じりと避雷針のデザインの組み合わせで、
ある程度テンプレートのようなものがあったのかもしれない。
番外 方位針について
もともと数が少ないので、特徴があるんだかないんだか、はっきりしないが、一応。


どちらも矢羽に地区名が打ち抜かれている。
東西南北は、切り抜き文字。
避雷針に装飾はない。矢じりは丸型と丸みのある三角形。
隅棟飾りが控えめである。

これは、風向計なし。四つ又避雷針。
Posted by 某タヌキ at
◆2008年11月25日21:31
│雑感